海老名郷土かるた「て」

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ページ番号1000874  更新日 平成30年2月28日 印刷 

天平の 礎石が語る 国分寺

海老名郷土かるた「て」

相模国分寺跡 国史跡(国分南)

「て」相模国分寺跡

天平13年(741)の国分寺建立の詔によって建立された寺院です。諸国国分寺でも珍しい法隆寺式伽藍配置で、南北300メートル・東西240メートルという広大な寺域があったことが発掘調査によってわかっています。

塔・金堂・講堂跡には礎石と基壇が残り、北・南面廊跡、僧坊跡、鐘楼跡・経蔵跡や大型建物跡などが発掘調査により確認されています。

この中でも、塔跡(推定高さ65メートル)や金堂・講堂跡(東西40メートル、南北31メートル)の基壇規模は、諸国の国分寺の中でも最大級です。

創建時代は、出土した瓦の分析や発掘で得られた資料から8世紀中頃に完成されたと考えられています。

相模国分寺跡は、江戸時代の地誌である「新編相模国風土記稿」にも記載されるほど古くから知られた遺跡でした。

国分寺としては珍しい法隆寺式伽藍配置を採用していることや塔・金堂・講堂などの礎石や基壇の一部が残っていたことから大正10年(1921)に国指定史跡となりました。

現在、塔基壇などが復元整備されて公開されています。

擬木柱所在地:海老名市国分南1-19 相模国分寺史跡入口附近

擬木柱「て」

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