海老名郷土かるた「ね」

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ページ番号1000862  更新日 平成30年2月28日 印刷 

根を張った 相生の榧に 観音堂

海老名郷土かるた「ね」

大谷観音堂(大谷)

「ね」大谷観音堂

「新編相模国風土記稿」では、寺名を清眼寺、山号を摩尼山、総持院(海老名市河原口)の末寺としています。本尊を地蔵とし、観音堂があったことが記録されていて、現在はこの観音堂のみが残っています。

作風から江戸時代作と考えられる如意輪観音坐像が2体、江戸時代中期作と考えられウ地蔵尊像が安置されています。

また、「笑う閻魔様」として親しまれている木造閻魔王坐像は寛保3年(1743)に江戸中橋一丁目の仏師・渡部によって造立され、天保12年(1841)に江戸浅草の仏師・舛上儀平國信が修理し、嘉永2年(1849)に鎌倉扇谷の仏師・三橋永助も修理したことがわかっています。

大谷観音堂には1.水飲み龍、2.枕返しのお地蔵様、3.のぞき小僧、4.相生の榧、5.笑う閻魔様、6.乳房のイチョウ、7.イボトリの地蔵様といった「摩尼山の七不思議」という話が伝えられています。(七不思議の内容は海老名むかしばなし第1集にて紹介しています。)

境内には「かながわ名木100選」に選ばれた相生のカヤがあります。このカヤは二股に分かれて聳えています。

その傍らには銀杏の大木もあり、秋には九里の土手を背景に黄葉が映え、美しい光景を作り出しています。

擬木柱所在地:海老名市大谷3498 大谷観音堂内

擬木柱「ね」

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