「公立保育園のあり方」を策定しました
ページ番号1007674 更新日 平成30年10月1日 印刷
近年、全国的な問題となっている「待機児童問題」については、海老名市においても大きな問題です。このため、現在、待機児童を喫緊の課題として捉え、保育園の新設などによる定員拡大の取り組みを鋭意進めているところです。
しかしながら、全国的には人口減少社会が到来しており、海老名市においても、小学校就学前の児童数については、平成26年以降、一貫して減少が続いています。このため、近い将来、保育需要も減少することが想定されており、老朽化対策も含めた今後の公立保育園のあり方を整理するため、「公立保育園のあり方」を策定しました。
「公立保育園のあり方」概要
1 基本的な考え方
公立保育園については、公立保育園としての役割もあるため、海老名市内を3地区に分け、各地区に少なくとも1園の施設は堅持します。この前提の下、地区別の入所できない方の状況及び人口推計から今後の保育需要を推計し、地区別に園のあり方を整理しました。
2 地区ごとの計画
(1)北部地区
・ 柏ケ谷保育園を核として存続(状況により、定員削減)
・ 下今泉保育園は、指定管理者による運営状況を見極め、令和5年4月に完全民営化
(2)中部地区
・ 中新田保育園を核として存続(状況により、定員削減)
・ 勝瀬保育園は5年以内をめどに完全民営化
(3)南部地区
・ 上河内保育園を核として存続(状況により、定員削減)
・ 門沢橋保育園は10年以内をめどに廃止
3 園ごとの方向性の整理
(1)柏ケ谷保育園・中新田保育園・上河内保育園
公立保育園として存続します。将来的に申込者が減少し、定員が過剰となった際には、定員を削減します。
(2)門沢橋保育園
周辺地区の保留者が3年連続で減少していること、南部地区に民間認可保育所が新設されたこと、老朽化が進んでいることなどを踏まえ、10年以内をめどに廃止します。
廃止時期については、廃止の6年前までに公表しますが、在籍児童がさらに減少し、クラス運営が成り立たないことが想定される際には、他園への転園を調整した上で、前倒しも検討します。
なお、現在の在園児のみなさまについては、卒園まで継続して通園していただけます。
(3)下今泉保育園
現在、指定管理者制度を導入していますが、法人による運営状況を令和4年度末までに見極め、良好と判断される場合は、令和5年4月に完全民営化します。なお、民営化した場合についても、保育が必要な要件を満たす場合は、継続して通園していただけます。
(4)勝瀬保育園
施設の老朽化が進んでいますが、市中心部に近く、今後も需要が見込めるため、民営化した上で存続します。下今泉保育園と異なり、緊急に建て替える必要性は薄いため、5年以内をめどに完全民営化を図った上で、民間事業者により建て替えを行う予定です。
なお、民営化した場合についても、保育が必要な要件を満たす場合は、継続して通園していただけます。
全文については、下記からダウンロードすることができます。
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〒243-0422 神奈川県海老名市中新田377
電話番号 046-235-4824
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