多様な性(LGBT等)について考えよう
ページ番号1008700 更新日 令和5年4月26日 印刷
性的指向及び性自認を理由とする偏見や差別をなくしましょう
あなたは、「LGBT」という言葉を聞いたことがありますか?
LGBTとは次の言葉の頭文字をとった言葉で、性的少数者 (セクシャルマイノリティ) を表す言葉の一つとして使われることもあります。
また、性的指向(Sexual Orientation)と性自認(Gender Identity) の頭文字をとった 「SOGI」との表現もあります。
性的指向とは、どのような性別の人を好きになるか、ということです。
これは自分の意志で選び取るというより、多くの場合思春期の頃に「気付く」ものです。
- 「Lesbian」(レズビアン、性的指向と性自認が女性で一致)
- 「Gay」(ゲイ、性的指向と性自認が男性で一致)
- 「Bisexual」(バイセクシュアル、性的指向が男性と女性)
性自認 (性の自己認識)とは、自分の性をどのように認識しているのか、ということです。
「心の性」と言われることもあります。多くの人は「身体の性」と「心の性」が一致していますが、「身体の性」と「心の性」が一致せず、自身の身体に違和感を持つ人々もいます。
- 「Transgender」(トランスジェンダー、性自認と身体性が一致しない)
性的少数者(セクシュアルマイノリティ)には、LGBT以外にも、男女どちらにも恋愛感情を抱かない人や、自分自身の性を決められない・分からない人など、さまざまな人々がいます。
性は女/男だけに分けるものではなく、性には多様な性(性はグラデーション)があります。
性のありようは次の4つの要素の掛け合わせです。
- 身体の性・・・戸籍に記載されている性別を指しますが、性分化疾患などもあり、実際の身体の性のありようは、単純に男女には二分できません。
- 心の性(性自認)・・・性自認とは「自分がどんな性別だと思うか」。身体と心の性が一致しない人(トランスジェンダー)や、男女のどちらでもないと思う人もいます。
- 好きになる性(性的指向)・・・「どの性別が恋愛対象になるか」同性を好きになる人(ゲイ・レズビアン)、男女の両方を好きになる人(バイセクシュアル)などが含まれます。
- 表現する性・・・服装やしぐさ、言葉づかいなど。やわらかな物腰の男性や、ジェンダーフリーなファッションスタイルなど、人によってそれぞれです。
性的指向や、「男性が男性を、女性が女性を好きになる」ことに対しては、根強い偏見や差別があり、苦しんでいる人々がいます。また、からだの性とこころの性との食い違いに悩みながら、周囲の心ない好奇の目にさらされ苦しんでいる人々がいます。こうした性的指向や性自認を理由とする偏見や差別をなくし、理解を深めることが必要です。
参考
相談窓口
- 【神奈川県】29歳以下の性的マイノリティ交流会「かながわ・にじいろ・ほっとスペース」(外部リンク)
- 【神奈川県】こころの電話相談(外部リンク)
- 【神奈川県】かながわ子ども・若者総合相談センター(外部リンク)
- 【法務省】人権相談(外部リンク)
- 人権擁護委員はあなたの街の相談パートナー
海老名市パートナーシップ宣誓制度
海老名市では、人権を尊重し、差別や偏見のない、誰もが自分らしく生きられる社会を実現するため、令和4年4月から「海老名市パートナーシップ宣誓制度」を始めます。
手続きは事前予約制です。くわしくは、次のリンク先をご確認ください。
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