化学物質過敏症を知っていますか?

このページの情報をツイッターでツイートできます
このページの情報をフェイスブックでシェアできます
このページの情報をラインでシェアできます

ページ番号1011610  更新日 令和2年12月1日 印刷 

化学物質過敏症とは

あなた自身の健康と、周囲の方の健康のために化学物質過敏症に関心をもちましょう。

 いわゆる化学物質過敏症は、生活環境中の極めて微量な化学物質に接することにより、多彩な不定愁訴を呈する症候群であるとされています。

 シカゴ大学のCullen MRらのグループの定義が一般的であり、「過去にかなりの大量の化学物質に一度接触し急性中毒症状が出現した場合、次の機会にかなり少量の同種または、同系統の化学物質に再接触した場合にみられる臨床症候群」とされています。

 一旦過敏性を獲得してしまうと、その後は一般的な毒性学の概念では説明できない程の極めて微量な化学物質に反応するようになるとされています。

 主な症状として、嗅覚過敏、眼・鼻・喉の刺激症状、皮膚の紅斑・掻痒感、易疲労感、頭痛、集中力の低下、めまい、吐き気などがあり原因不明のことが多いといわれています。

【平成27(2015)年度環境中の微量な化学物質による健康影響に関する調査研究業務報告書(学校法人 東海大学)による】

この病気の予防と改善は病気への理解と周囲の協力が必要です。御理解と御協力をお願いします。

化学物質過敏症の原因となるもの

洗剤、柔軟剤、芳香剤、消臭剤などの日用品や化粧品

殺虫剤や虫よけスプレー、農薬

接着剤、塗料、住宅建材

たばこ、合成香料

症状を軽くするために

確実な治療や予防方法は未だ分かっていませんが、症状を引き起こす原因物質から遠ざかることが有効であるといわれています。

  原因となる物質を避ける。

  定期的な換気を行う。(1時間に1回5分程度)

  たばこを吸わない。

  規則正しい生活とバランスの良い食事をとる。

 

あなたにできること

殺虫剤、虫よけスプレーなど周囲の人に飛び散らないように注意しましょう。

住宅地などで農薬や除草剤などを使用するときは、飛散防止を行いましょう。

人が集まるところでは洗剤、柔軟剤、香水などの香りが過度にならないようにしましょう。

 

より良いウェブサイトにするために、アンケートにご協力ください。

このページに問題点はありましたか?(複数回答可)

このページに関するお問い合わせ

保健福祉部 健康推進課
〒243-0492 神奈川県海老名市勝瀬175番地の1
電話番号 046-235-7880
お問い合わせは専用フォームをご利用ください。