下水道の概要について

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ページ番号1003442  更新日 平成30年2月26日 印刷 

 下水道事業には、生活排水などを処理する汚水の整備と浸水の防止を図ることを目的とした雨水の整備があります。下水道が整備されますと、私たちが日常生活で使った水やし尿、工場などからの排水は「汚水」として下水道管に流れ込み茅ヶ崎市柳島管理センターの下水処理場に集められて、きれいな水となります。そして、再び海に戻されていきます。下水道は、トイレの水洗化をはじめ、蚊やハエなどの発生を防ぎ伝染病を予防するなど、清潔で快適な生活環境が確保されます。また、河川、海などの公共用水域をきれいにする水質保全の役割を担っており、水環境をよみがえらせる大きな働きをしています。

 海老名市の下水道は「分流式」といって、汚水と雨水をそれぞれ別の管で処理をする方式で整備を行っております。雨水の整備につきましては、昭和50年代に多くの浸水被害が発生したことから雨水の緊急整備を実施し、大きな成果をあげてまいりました。汚水の整備につきましては、昭和30年代後半から著しい人口の増加により、相模川の水質汚濁が急速に進み大きな社会問題となりました。海老名市では、相模川の水質保全を図るため、相模川流域下水道計画に参画し、昭和47年度から本格的な下水道整備に着手しました。それから33年、平成18年3月までには、約117,800人の市民の方が下水道を利用しております。
 また、下水道の建設やその施設の維持管理には多額の資金がかかります。そのため昭和53年5月1日の供用開始以来、下水道で受益を受ける方や下水道を利用される方からは、受益者負担金や下水道使用料の徴収をさせていただき、下水道の建設費や維持管理費の一部に充てております。

 下水道管に油やゴミが混入すると管が詰まったり、破損したりして、周囲に迷惑がかかります。そのほか汚泥量の増加により処理場に負担がかかり、維持管理費が増加することで使用料にも影響が生じてしまいます。また、雨どいなどを宅地内の公共汚水桝に接続すると、汚水管に雨水が流れ込み、処理場に大きな被害を与えることになります。

 下水道は私たちの営みがある限り働き続け、目に見えないところで私たちの生活を支えています。快適な生活環境を守るためにも、ルールを守り正しく使いましょう。

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このページに関するお問い合わせ

まちづくり部 下水道課
〒243-0492 神奈川県海老名市勝瀬175番地の1
電話番号 業務係:046-235-9618、管路施設係:046-235-9619、経営係:046-235-9617
お問い合わせは専用フォームをご利用ください。