救急車の適正利用にご協力ください
ページ番号1008021 更新日 令和6年3月22日 印刷
救急搬送の状況について
令和5年中の救急出動件数は9,118件、搬送人員数8,293人で、ともに過去最高の件数となりました(速報値)。街の発展に伴う人口増加や高齢化の進展に伴い、今後も救急件数の増加が見込まれています。
搬送人員の半数以上(4,537人)は、初診医師により「軽症」(軽易で入院を要さない)と判断されています。
この中には、救急車を利用する必要がなかった方がいる可能性があります。
救急車を呼ぶ方の中には、「かさぶたを剥がしたら血が出た」、「包丁で指を少し切ってしまった」、「救急車で行けば早く診てもらえる」といった理由で呼ぶ人がいます。このような緊急性の低い出動が増えると、本当に救急車を必要とする方への対応が遅れ、助かる命を救えなくなる恐れがあります。
119番通報をする前に「本当に救急車が必要かどうか」「自家用車やタクシーなどで自分で行けるかどうか」を考えてみてください。
救急車は「地域の限られた医療資源」です。
救急医療の適切な利用について
症状に緊急性がなくても「日中は用事があるから」「平日は休めないから」という理由で、夜間や休日に医療機関の救急診療を利用する人がいます。このような患者さんが増えることで、緊急性の高い重症患者さんへの治療が遅れてしまうおそれがあります。
いざというときの皆さん自身の安心のために、救急医療を上手に利用しましょう。
総務省消防庁では症状の緊急度判定を支援し、利用できる医療機関や受診手段の情報を提供するためのアプリ「全国版救急受診アプリ Q助」があり、スマートフォンやパソコンから利用できます。
また救急車利用マニュアル「救急車を上手に使いましょう ~救急車 必要なのはどんなとき?~」を発行しています。救急車を呼ぶべきかどうか判断に困った場合などに活用ください。
- 全国版救急受診アプリ (愛称「Q助」)広報用チラシ (PDF 1.5MB)
- 【日本語版】救急車を上手に使いましょう~救急車が必要な時はどんなとき?~ (PDF 2.8MB)
- 【英語版】救急車を上手に使いましょう~救急車が必要な時はどんなとき?~ (PDF 2.3MB)
海老名市救急医療情報について
「えびな24時間健康相談ダイヤル」では、市民の皆様が体や心の相談をいつでもできるように、24時間・365日体制で医師などの専門スタッフによる無料電話相談を行っており、救急車を呼ぶ必要があるかのアドバイスを受けることもできます。
また緊急の症状で、休日や夜間にご自身で医療機関を受診される方は「海老名市救急医療情報」ご利用ください。
以下のバナーからリンクに移動できます。
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このページに関するお問い合わせ
消防本部 警防課
〒243-0411 神奈川県海老名市大谷816
電話番号 警防係:046-231-0921 救急救命係:046-231-0932
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