第4回修学旅行検討委員会

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ページ番号1009649  更新日 令和2年1月21日 印刷 

第4回修学旅行検討委員会の概要について

第4回修学旅行検討委員会が開催されましたので、下記のとおりお知らせいたします。 

日時)令和元年10月15日(火曜日)

場所)えびなこどもセンター201会議室


【議事内容】

1.教育長挨拶

  • 12 日の台風19 号の対応については、各学校及び保護者の方々にはご協力いただき有難うございます。
  • 門沢橋小学校は台風19 号の、東柏ケ谷小学校も台風15 号の影響で修学旅行が延期になり、天候には逆らえない。
  • 今回はこの会議の中で、修学旅行に対する提言について議論いただき、その提言を受けて教育委員会として方針を定める。
  • 業者に発注をかけるのに、どのような形が良いのか助言をいただければと思う。
  • 他市において、修学旅行積立金を横領する不祥事が起きた。教職員が金銭収受に関わることは、本来の業務ではない。
  • 様々な課題はあるが、何より小中学生が一番楽しみにしている学校行事ですので、上手く進むようにご検討いただきたい。

2.協議事項

(1)修学旅行検討委員会からの提言(案)について
《中学校修学旅行の今後の修学旅行のあり方について》

  • 事故防止のための安全の配慮をして、児童生徒の安全を最優先とする。
  • 計画の作成に当たっては、児童生徒が主体的に活動できるよう、児童生徒の意見をできるだけ取り入れることを検討する。
  • 事前に目的やねらい、日程や活動内容等について児童生徒に指導を十分に行い、児童生徒の参加意欲を高めるよう努める。
  • 保護者に対しては、事前に目的やねらい、日程や活動内容、経費等について十分周知し、説明会等を開催するなどして説明責任を果たす。
  • 自然災害等の不測の事態に適切に対応できるよう、体制を整えておく。
  • 旅行先でしか体験できない、教育活動を豊富に取り入れるよう工夫する。
  • 民泊体験を実施する場合には、以下の点について留意する。
  1. 班別による体験活動等に、大きな差が生じないこと
  2. 食物アレルギー等に関する個々の児童生徒の健康状態を把握し、適切に対応すること
  3. 宿泊先民家の安全・衛生面については、事前に把握し必要に応じて配慮すること

《委員意見》

  • 中学校修学旅行について、計画の作成に当たってはとあるが、実際に中学1年生の秋には決定するため、時期的に中学入学と同時に計画を作成するのは無理であるため、行動計画に関してというような表現に変えて誤解の無いようにした方が良い。小学校の修学旅行についても、計画作成というのは児童には難しいと思われる。目的地が決定して、その中で実行委員を決めどういう風に活動するかというような、意見等の吸い上げは行いたい。
    ⇒全体計画ではなく、あくまでも活動計画のような表現で修正する。
  • 中学校の修学旅行説明会は、概ね2年生4月時の学年保護者会で行われて、さらに細案を3年生で伝えている。もし強化するとすれば、お知らせやPTA役員会等での周知であろうが、参加するかどうか懸念がある。小学校の修学旅行説明会は、授業参観に合わせて行う場合が多く、説明内容は日程や持ち物の確認についてが主であり、修学旅行自体のねらいや目的は形骸化している感じがある。
  • 旅行目的地で災害が発生した時、実施しない場合に莫大なキャンセル料が発生するため、その補填ができるような保険加入を検討して欲しい。
    ⇒修学旅行中止保険というものがあるが、今年度からの実施で詳細が決定していないため、そういったものも検討していきたい。
  • 自然災害等に適切に対応することは、修学旅行目的地現地に行った状況であれば当然のことであるが、事前に不測の事態に対して適切な対応というのは難しいと思われる。
    ⇒言葉で表現するのは簡単であるが、実際に行動すべきことを考え精査する。
  • 民泊を受け入れる家庭の差は仕方のないことであると思うが、体験の差は形として残るため、その差異は小さなものとして欲しい。
  • 民泊体験という表現が適切でなく、民泊型体験とするか、民泊を実施するというような表現が良いと感じる。また熱意のある受け入れ先に対して、制限をかけるような形になっては本末転倒であると考える。
    ⇒保護者へのアンケートでも、体験の差異の大きさを感じるという意見は多かったことを踏まえ、提言としては大きな差異が生じないよう配慮する。
  • 食物アレルギー等に関する個々の児童生徒への対応は、非常に大きな問題でもあるため、民泊に限らず大項目として掲げても良いのではないか。
  • 汲み取りトイレであったため用を足せなかったというような意見もあったが、衛生面について大きな苦情を受けたことは無いため、必要に応じて配慮することで趣旨は良い。

    ※ 最終的な報告書において、確認をしていただく。

(2) 小学校修学旅行アンケートについて
《前回実施した、中学校修学旅行アンケートに準じる》

  • 今年度の修学旅行を終えた市内小学校6年生児童及びその保護者が対象
  • 児童に対しては、学校で直接アンケート用紙に記入
  • 保護者に対しては、市の教育委員会から発信する学校メールにより回答
  • 東柏ケ谷小学校及び門沢橋小学校は、台風により実施時期が延期となったため対象外
  • 実施時期は11月上旬を想定
  • 結果については、第5回目の検討委員会に提示

《委員意見》

  • 項目数も多くないし、小学6年生であれば十分回答可能であると思う。
  • 最後の自由記述で旅行先という項目があるが、保護者に対しては良いと思うが、児童に対して意見・提言という形はいかがであろうか。感想という形であれば活かせると思う。

(3) 保護者負担軽減の方向性について
《関係旅行会社からヒアリング》

  • 10 月、11 月は個人旅行も多い季節であり、宿泊施設や交通機関も高い時期である。それを安く抑えるということであれば、閑散期である1 月、2月へ時期をずらすということになる。
  • 数年前のスキー事故を教訓にして、バス運行会社は、正規の距離時間による安全価格という料金を設定している。安全面の確保や時期を考慮して、単純に経費削減というのはいかがなものかと考える。


《委員意見》

  • 小学校の修学旅行の場合、目的地が日光で6月頃に実施とすると時期的にどうか。
    ⇒現状確保できている旅館の予約がどうか、という点はあるが恐らく価格的には安くならない。日光は5月6月、また9月10月はほぼピーク時期にあたる。
  • 修学旅行を入札によって行っている自治体はあるか。
    ⇒自治体については、詳しく調査していないためわからないが、首都圏内では聞いたことがない。一部北関東で、校長会で連合体を独自に組み行っている場合はある。
  • 小学校の修学旅行の場合、目的地が全て日光で交通手段はバス、行程もほぼ同じであるという状況だが、市内で一括入札というのは可能か。
    ⇒行程は学校の要望により資料提示をしており、人数規模等の違いにより価格が上下している。旅行というものは、制服やジャージとは異なり目に見えないものである。一括入札は具体的な日時と宿泊先が決定されているのならば可能だと考えるが、きちんと一致するのは困難かと思われる。
  • 上記の入札時期は、いつ頃の想定か。
    ⇒時期は発注元の意向であると思うが、その時期に宿泊先を押さえることができるかであり、その手配の関係で早ければ早いほど可能性が高いと思われるが、やはり1年前くらい前でないと厳しい。
  • 入札後の要件変更は可能か。
    ⇒金額は変えることができない。また、宿泊施設についても変えることができない。交通手段に関する費用は上限値下限値の間で考慮させていただいている。
  • 中学校の修学旅行の場合、一括入札が困難であることは理解しているが、例えば活動内容目的地などを示してプロポーザルのような形は可能か。
    ⇒可能です。(実際に、プロポーザル形式で中学校は行っている)

(4)その他

  • 本会議は6回開催予定で終わりに近づいているので、次回第5回に向けていただいた意見を事務局で精査していきたい。

【第5回修学旅行検討委員会開催予定日】
令和元年11 月29 日(金曜日)午後3時30分~ えびなこどもセンター201会議室

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