第1回修学旅行検討委員会

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ページ番号1008615  更新日 令和2年1月31日 印刷 

第1回修学旅行検討委員会の概要について

第1回修学旅行検討委員会が開催されましたので、下記のとおりお知らせいたします。 

日時)平成31年4月23日(火曜日)

場所)えびなこどもセンター201会議室


【議事内容】

1.教育長挨拶

  • 修学旅行は、教育課程内の学習活動なので各学校が決めることであり、学校が責任を持って実施するものである。
  • この検討委員会で、ご検討いただきたいことは大きく2つ。
  • 1つは、児童生徒にとって、修学旅行は学校生活の中で一番楽しみな行事。自分たちの最高の思い出を作るために、決定までのプロセスと子どもたちが主体的に参画する方法について。
  • もう1つは、修学旅行費用の保護者負担を軽減する方法について。
  • 海老名市の修学旅行が、児童生徒にとって一生の思い出になるようにしたい。

2.検討委員会委員の自己紹介

3.協議事項

(1)海老名市修学旅行検討委員会設置要綱

  • 要綱の確認。
  • 第6条「関係者の出席等」について、例として、旅行業者等に出席してもらうこともある。

(2)ねらい

  • 第2条「所掌事務」
  • 主なねらいは、今後の修学旅行の在り方に関すること、修学旅行にかかる保護者負担経費に関すること。

(3)現状

  • 小中学校の修学旅行費用について、平均で小学校は21,250 円、中学校は53,870 円。
  • 小学校は、観光型の修学旅行を日光方面で実施。これまでも大きな変更はない。
  • 中学校は、学校や学年によって行き先や形態が異なる。体験型で民泊をしている学校が多い。
  • 今年度の修学旅行目的地としては、小学校は今年度も日光方面、中学校は京都・奈良への観光型のほか、広 島、会津方面、甲賀方面、青森方面への民泊による体験型である。

(4)課題

  • 以前に開催した「海老名市保護者負担経費検討委員会」第5回及び第6回会議にて検討。
  • 平成29年実施の「保護者負担経費検討に係るアンケート調査結果」によれば、「負担を感じたか」という問 いに対して、小学校:「負担を感じた」48%「 感じない」29%、中学校:「負担を感じた」63%「感じない」13%。「見直しを行うこと」という問いに対して、小学校:「賛成」60%「反対」8%、中学校:「賛成」66% 「反対」4%。

≪委員意見≫

  • 民泊の良さを耳にするが、個々のばらつきを保護者から聞いており、自分たちの頃はホテル、民宿泊だった。民泊が多いが各学校のねらいはどんなものか、各受け入れ先で差異が生じるのは気になる。
    ⇒ 子どもたちにとって何が良いかを学校ごとに検討している。民泊は各家庭に入るため、受け入れ地域によって子どもたちの学びをいかに作ってくれるかを見極める作業が大切である。各家庭で差が生じる部分はある。各民泊先の雰囲気は様々であり、雨が降ると厳しいところもある。
    ⇒ 市内で20 数年前、青森で民泊を始めた学年にいた。最終日は涙でお別れする場面もあった。全家庭同じようにできない部分もあるが、なるべく、各家庭で同じようになるように依頼している。
  • 以前からの京都、奈良の修学旅行でも、一番印象に残っていたのは、タクシーの運転手さんとの交流が一番楽しかった、という感想が多かった。
  • 海老名市に来た時に、民泊と聞いておどろいた。先輩の保護者からは、当たり、はずれがあるよねと言う話は聞いている。はずれという場合には、その子の経験としてどうかと思う部分はある。
  • 小学校も、中学校と同様に銀行や旅行会社で集金をできた方が、保護者の方も都合が良いのではないか。
  • 仕事の経験の場としては、中学2年生で職業体験がある。歴史的なものを見ておくチャンスはそのときにしかない。一般家庭での触れ合いがあっても良いと思いが、修学旅行で歴史的なものを見られる機会を残してもらえるとうれしい。
  • 小学校は、自分も日光だったのですごくよい。しかし修繕時期だった場合、展示が絵やレプリカであったので、そういう時期は別の内容でもよかったのではないかと思った。
  • 中学校の修学旅行については、最終的に先生方がよいと思うものにしていただくのがよいとは思う。個人的には、民泊先で差があるのは仕方ないと考える。
  • 体験型の場合、海老名市は農業に携わっている家庭と、そうでない家庭があって判断が難しいと思う。
  • 3月の議会で教育長は「児童生徒が、自分たちで考えながら自分たちで考えながらやっていくことができたらよい」と答弁したが、そういった取組の可能性についてはどうなのか。
    ⇒ 中学1年の10 月には行き先が決定になる。旅行社に考えを伝えてプレゼンで決まる。その時点で1年生の生徒が決めることは無理である。しかし場所がある程度限定された中で、子どもたちが考えていくことは可能である。野外キャンプ等で、みんなで人間関係作りなどはできる。子どもたちの学びに一番よいところを考えている。
    ⇒ 小学校はずっと日光に行っていて、反省で変更しようという動きは出ていない。小学校6年生にどこ行きたいとアンケートをとっても、難しいのではないか。小学校の課題として、費用の件が出たが、乗車バスで人数割りをするという理由と、プログラムやコースによって様々な額になる。また、集金に関しては事後集金する場合もある。
  • 小学校の場合は観光型が多い。そこで何か体験的なものも探したいという意見もあるが、なかなか適した場所の選定が難しい点がある。中学校はそういったことも踏まえて、体験型などを取り入れているのだと感じた。
  • 学習指導要領では、修学旅行は「遠足・集団宿泊的行事」として実施するが、修学旅行のみで遠足・集団宿泊的行事のすべてのねらいを達成するのではなく、野外教育活動や遠足など、学校生活全体の中での目標として考えられている。
  • 民泊の場合、安全面の配慮は必要になる。
    ⇒ 受け入れの地域によっての差異はある。先生が本部宿におり必ず一度は巡回する。1つの施設に泊まっている時と全く同じようにするには難しいところがある。
    ⇒ 食物アレルギー対策等には、かなり気を配っている。

(5)年間スケジュール

  • 今後は論点を整理して次回以降をまとめていく。
  • 年間6回、2カ月に1度の頻度で検討会を行いたい。

(6)その他

  • 次回は、事務局からアンケートの素案を提示してもらうので、項目については委員のみなさんと検討していく。

【第2回修学旅行検討委員会開催予定日】
令和元年6月10 日(月曜日)午後3時30分~ えびなこどもセンター201会議室

添付ファイル

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〒243-0422 神奈川県海老名市中新田377
電話番号 指導係:046-235-4919、支援係:046-234-8764
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