第2回修学旅行検討委員会

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ページ番号1008889  更新日 令和2年2月12日 印刷 

第2回修学旅行検討委員会の概要について

第2回修学旅行検討委員会が開催されましたので、下記のとおりお知らせいたします。 

日時)令和元年6月10日(月曜日)

場所)えびなこどもセンター201会議室


【議事内容】

1.教育長挨拶

  • 市内中学校の修学旅行は、すでに帰ってきた学校もあるかと思う。
  • 子どもたちは、どのような修学旅行へ行ったとしても、みんなで一緒に行ったということが楽しくて満足できる。
  • 学習という点で捉えると、どのようなことがよいことなのかと考えるところである。
  • 契約を見直すことによって、修学旅行費を抑制できないかと考えている。
  • 学校に契約手続の負担をかけるよりも、給食の公費負担と同様に市が行えばよいと思う。

2.協議事項

(1)旅行会社からのヒアリングについて

  • 海老名市立小中学校が修学旅行関係で契約している複数の旅行会社に対し、誰が海老名市の担当であるかを確認。
  • 7項目について、旅行会社3社からヒアリングを行う。
  1. 海老名市内全小中学校19校と、御社1社だけでの修学旅行契約が可能か。
    →3社中2社が可能。
  2. 可能ではないと回答した業者は、何校ならば可能か。
    →小学校3~4校ならば可能。
  3. 修学旅行に民泊学習を希望する場合、対応は可能か。
    →3社中2社が可能。
  4. 修学旅行の目的地として、御社の得手とする地域、または不得手な地域はあるか。
    →日光方面あるいは京都以外の方面が得意、あるいは中学校宿泊先手配は困難。
  5. 契約時期は、実施前のどのくらい前に契約する必要があるか。
    →2年前から、3カ月半~半年と各社それぞれ。
  6. 契約金額の支払は後精算でも可能か。
    →前金が必要、など条件が必要な場合が多い。
  7. 契約を集約することにより、契約そのものの経費を削減できるか。
    →困難である、条件次第。

≪関係旅行会社代表からヒアリング≫

  • 海老名市は県内でも最先端で、修学旅行による民泊や体験学習も取り入れている。
  • 海老名市は独自で行程を組み、集団列車による移動には参加していない学校が多い。
  • 東北の震災体験を導入した民泊学習が人気である。
  • 京都の宿泊先は大手旅行会社が占有しており、さらに外国人観光客も多く混雑していて、今後修学旅行対象として困難であると考える。
  • 民泊の受け入れ先として適当であるかは必ず確認しており、その土地の自治体がバックアップしていることが多い。

≪委員意見≫

  • 旅行業者をこの場に招いた理由というのは何か。
    ⇒事務局側で見えない点があれば、それを聴取したいということで招いた。他社もあるので、委員の要望によってさらに聴取を行いたい。あくまで情報提供ということである。
  • 学校規模はそれぞれ異なるが、それを一社で受け入れすることは可能か。
    ⇒日光方面ならば可能である。
  • 海老名市は今ほとんどが民泊であるが、他の市町村はどうなのか。
    ⇒連合体(集団列車利用)に加盟している学校は、9割以上がホテル・旅館宿泊の観光型である。それ以外でも7割程度はホテル・旅館宿泊である。
  • 最新の他市の状況を、次回の検討会で委員に提示できるようにする。
  • 保護者の負担軽減についての方策は。
    ⇒同一の行程、同一のバス会社で、同一の宿泊先で集約均一化できれば可能。現実には各学校の希望日程があるので難しいと思う。

(2)アンケートの実施内容について

  • 今年度の修学旅行が終了した、市内全中学校3年生の生徒及びその保護者が対象。
  • 生徒に対しては学校で配布したアンケート用紙に記入、保護者に対しては市教育委員会から発信する学校メールによる。
  • 時期としては、7月上旬を想定。

【生徒】

  1. 修学旅行は楽しかったか。
  2. 「そう思う」「どちらかといえばそう思う」と回答した人はその理由。
  3. 「どちらかといえばそう思わない」「そう思わない」と回答した人はその理由。
  4. 今後の修学旅行への提言。

【保護者】

  1. お子さんは修学旅行を楽しめたか。
  2. 「そう思う」「どちらかといえばそう思う」と回答した人はその理由。
  3. 「どちらかといえばそう思わない」「そう思わない」と回答した人はその理由。
  4. 令和元年度より市が修学旅行に対して補助金を交付するが、負担を感じるか。
  5. 修学旅行について、価格抑制方法の検討を行うことについて、どう感じるか。
  6. 今後の修学旅行に向けての提言。
  • 今年度実施した修学旅行の意見感想をもらう。
  • 結果を事務局で集計し、次回の第3回検討委員会で提示する。

≪委員意見≫

  • 生徒への質問内容4.で、今後の修学旅行の提言ということだが、自由な意見を聴取したいという意味であると考えるが、その内容を吟味するのは事務局ということでよいのか。
    ⇒はい、その通りです。
  • 生徒への質問内容1.以外は記述方式なので、まじめな生徒は書くだろうが、ほかの生徒ははたして素直に書くかどうか疑問である。できるだけ選択方式にして、それ以外をその他として記述方式を組み合わせた方がよい。
  • 学校に対して、今回の修学旅行についての総括を求めるというか、課題はこのようなものがあったとか、学校の目標に照らし合わせてどうだったのか、当初定めたねらいに対してどうだったのか、そうした学校側からの意見も、アンケートとは別に聴取する必要がある。
  • アンケート項目に関しては、簡単に答えられて集約できるように事務局で精査し、7月上旬には発送できるように進めてほしい。
  • そのために、事務局側で再度アンケート案を作成し、各委員全員へ送付前に確認をしてもらってから発送するように。

(3)その他
≪旅行実施後の保護者側の所見≫

  • 修学旅行に行く前に、何が楽しいのか尋ねたところ、ご馳走が出ることだった。
  • 年配の夫婦のお宅に民泊して、畑で収穫しすぐにそれを料理してもらえた。
  • 非常に優しく親切なもてなしを受け、保護者としては顔も知らないが非常に感謝した。
  • 旅館やホテルであれば消灯時間等の管理が厳しいだろうが、それがなく自由で夜遅くまでテレビを見た。
  • 行く前は、民泊は知らないお宅に子どもを預けるため、漠然とした不安があったが、組織的に受け入れをしてくれている場所はきちんとしているのだと感じた。そうした点については、保護者が知らない事も多いため、しっかりと説明をくれればと思った。
  • 自分の子どもは、修学旅行当日発熱をしてしまった。
  • 担任に病院へ連れて行ってもらい、解熱剤を処方してもらえたので、予定通り民泊地に行くことができた。
  • 手厚く面倒を看てもらえたので、大変申し訳なく思った。民泊でなくホテルや旅館宿泊ならば、教師側も多少は楽であったのではないかと思う。
  • とにかく教師側の対応が大変なので、その負担が軽減される方がよいと思う。
  • 天候が悪くなった時に、民泊だとほとんど家庭内で過ごすことになったため少し残念に思う。
  • 大きなリンゴ農家へ民泊したが、リンゴの間引き等を体験をして、お土産をたくさんもらった。
  • 民泊先の家庭と交流した体験も、非常に楽しかったことばかり話題に上った。
  • 歴史的な見学も必要であると以前に意見したが、それはまた年齢を経てから行ってもよいと考え直した。
  • ただ、先生方との交流に関しては全く話題に上らなかったため、その点はどうかなと感じた。
  • 班単位で列車移動をするのは、よい社会経験であったと思う。

【第3回修学旅行検討委員会開催予定日】
令和元年8月27 日(火曜日)午後3時30分~ えびなこどもセンター202会議室

添付ファイル

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