海老名市芸術文化推進懇話会(平成24年度第2回)

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ページ番号1004490  更新日 平成30年2月28日 印刷 

会議等名

平成24年度 第2回海老名市芸術文化推進懇話会

日時

平成24年12月6日(木曜日) 午後1時30分~3時30分

場所

海老名市役所 702会議室

出席者

委員8名
事務局職員2名
(傍聴者 なし)

  1. 開会
  2. あいさつ(石倉代表)
  3. 議題(議長:石倉代表)
    1. 海老名市芸術文化振興ビジョンについて
      事務局説明
      【意見・質疑応答】
      • 前回会議から大分、ビジョンの資料が変わったが、これはどのように作成したのか。懇話会委員の中で意見交換等があったのか。
        • 事務局で、叩き台として作成した。前回お話したとおり、前例のある他市町村の「ビジョン意見書」の構成を参考にして作成したため、見た目として大分変わったように見えるかと思う。しかし内容としては、前回までのビジョン(案)と、これまで懇話会で出てきた意見で構成されているため、内容的な変更はない。
      • 目標3で「えびな文化」という言葉を使っているが、まだ「えびな文化」は曖昧で、確立していないものだと思う。
        私としては、海老名ならではの特徴・文化と呼べるものは、駅近くや南部に残る田園風景だと思う。駅前開発で、どの市町村も同じ風景に見える中で、徒歩数分で農地が広がる海老名の風景は、とても貴重である。景観保護のためにも、農地の保全・活用を、ビジョンの中に入れられないか。
      • 私の印象としては、海老名の特徴は「歴史文化」である。本懇話会の構成員に、歴史・文化財関係者がいないので、史跡ガイドボランティアなど、海老名の歴史に詳しい方の意見もぜひ聞いてみたい。
      • 他市において、古い民家の街並みを特徴とした景観づくりはある。一方、海老名市は「何もない」のが特徴であり、アドバンテージでもあると思う。文化を壊さずに、何もない所から駅前開発ができており、一方で、田園風景がまだ残っている。これらを、今「壊す前に残す」ことができたらいいと思う。
        • 現在の農業政策において、有馬耕地は保全する方向であるが、今後耕地が減っていく傾向にあるのは事実である。
          最大の公共設備は「道路」である。景観づくりの重要な要素である街路樹や道端のベンチ、公共アート等は、道路が完成してからでは作れない。しかし、道路部局だけでは看過されがちである。その点では、まさに西口開発はタイムリーである。
      • サイクリングロードの整備も提案したい。今やればできることが、海老名にはたくさんある。都市文化と農業文化を融合するには、恰好の地だと思う。
      • 今のような提案は、建設部やまちづくり部の耳に入るのか。この会に、担当者も参加してもらうことはできないか。
        • このビジョンに反映すれば、市長~各部長~各課長という経緯で提案が伝わっていく。上から伝わっていく方が、効果的でもあると思う。
      • このビジョンにおいて、もっと景観に関する項目をつくってはどうか。道路がきれいになっても、街路樹の枝が落されて丸裸では美観を損ねている。無電柱化も提案したい。
      • 20年前に海老名に引っ越してきて以来、空も富士山も見える、のどかな「ふるさと」と思える土地だと思っている。子どもも、地元の小学校で稲作体験をしたり、地元の方にお囃子を習って、祭で披露したり、といった「昔ながら」のことができる土地。これを「残していきたい」と思っている人は多いと思う。
      • 歴史を大事にし、更に、歴史を活かして新しい文化もつくっていけたらいいと思う。今年薪能を行ったが、国分寺跡で尺八の演奏をする等、様々なイベントで活用ができないか。
        また、史跡は車道が多いが、歩いて回れるような歩道ができるといいと思う。
      • 先程のサイクリングロードにも関連するが、「史跡巡りができるまち、えびな」というようにできると良い。
      • 市内の公園で、ヴァイオリンを弾いている人を見かけた。「マンションなので自宅では弾けないから」という理由だったようだが、とても文化的な雰囲気がして良かった。「公園での一市民の演奏」のようなものが、口コミで評判を得て、市民権を得られるようになると素敵だと思う。
      • 海老名市は地の利が良いので、便利さを求めて、市外から海老名駅周辺に移り住んでくる人が増えている。海老名の伝統や田舎文化を残すためには、そういった方々の理解も得ていく必要がある。
      • 海老名駅から市役所までの土地は、市街化調整区域なので、いつ何が建ってもおかしくない。今の風景を守るには、行政の力が必要。
        • 実は、市役所北側の土地は「飲食店を建てたい」といった要望がよく来ている。まだ建設に至っていないのは、接道要件が満たされないためだが、時勢的には、「今後も田んぼを残す」というのは難しいかも知れない。しかし、文化としての「景観の大切さ」をビジョンで取り上げることで、まちづくりにも影響を与えられる可能性はあると思う。また、海老名駅前の自由通路は「道路」と指定している関係上、ストリートミュージシャン禁止となっており、道路法が文化に与える影響は強い。「史跡活用」については、まさに現在調整中である。
      • (3)「芸術文化の範囲」は「ビジョンにおいて対象とする芸術文化の範囲」とした方が分かりやすいのではないか。
      • ビジョン(案)の(6)にある「『市民が主体』という視点で文化振興を捉え、行政はサポート役に徹するという考え方」は非常に大事だと思う。これを、ビジョンの(1)に配してもいいのではないか。
      • 一同了承。
      • 前回話があった、文化会館の利用料金についての回答はどうなったか。
      • 予約時間前後の利用については、前後の時間に予約者がいると、その人に権利があるということで、厳しく時間を区切っているとのこと。現状では、準備・片付けの時間も見越して予約を取らないといけない。
        • 部屋によって利用料金が異なるのは、設備の違い。閉館時間については、指定管理者との契約と指定管理料の問題も絡むので、すぐの解決は難しい。いずれにせよ、指定管理者には、意見として伝えている。
      • 本懇話会の設置要綱について、附則の書き方が分かりにくい。古い附則は削除する等、分かりやすくできないか。
        • 一般的な行政文書に倣って、このような記載をしている。意見として受け止める。
    2. その他
      【お知らせとモニターカード依頼】
      • 「第16回えびな小さな音楽会」のご案内と、モニターカードの依頼
      • 平成25年2月17日ブルーダル基金コンサート開催についての予告
      • フリートーキング
      • ビジョン(案)「目標1」にもあるが、質の高い芸術を「安価で」鑑賞することについてのご意見を聞きたい。
        • 対象によって違うのではないか。子ども対象のイベントであれば、無料・安価等、気軽に触れられる料金設定が好ましいが、一般向けであれば有料でも構わないと考える。
        • 神奈フィルコンサート等、無料のものが多いが、それでは申し訳ない気持ちになる。有料にすることで参加者が減ることを危惧するのも分かるが、そろそろ有料化への転換期ではないか。
        • 海老名市民はコンサートに参加しない、文化の素養がない、という話も聞くが、それは大都会との人口の差であって、割合的には大差ないのでは、と思っている。ただ、海老名市文化会館の良さを、市外の人は知っていて、市内の人が意外と知らない、ということもある。徐々に裾野を広げていけばいいと思う。
        • 市内の中学・高校の吹奏楽部・合唱部は県内でもレベルの高い方である。こういった学校関係へも呼びかけをしていってはどうか。
      • 文化会館の事業で、地元学生優待席を設けられないか、指定管理者に提案しており、現在検討中である。
        • ビジョンにもあるが、裾野の拡大として、青少年を対象とした文化振興もぜひ進めてほしい。
      • 本日いただいた意見も盛り込んで、ビジョンを更に整理していく。1月にまた懇話会を開催し、懇話会からの意見として、最終的な形にまとめたいと思う。懇話会の時期については追って連絡するので、ぜひご協力をお願いします。
  4. 閉会

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このページに関するお問い合わせ

市民協働部 文化スポーツ課
〒243-0492 神奈川県海老名市勝瀬175番地の1
電話番号 文化振興係:046-235-4797、スポーツ振興係:046-235-4927
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