令和6年度の取組への評価
ページ番号1018245 更新日 令和7年10月16日 印刷
SDGsの評価について
本市の具体的な取組みである17のSDGs重点事業(※)の評価(以下 重点事業評価)と、個別の事業ではなく市全体のSDGs達成状況を明らかにするツールでの評価(以下 ツール評価)、両方を併せて活用することで、本市のSDGsの取組み状況の評価・見える化、課題の洗い出し⇒事業反映を実施します。
重点事業評価
(1)評価の概要
以下(1)~(3)評価し、公表することで、重点事業の進捗を評価・見える化します。
(1) 担当部課評価:重点事業所管課
重点事業所管課にて令和6年度末でのめざす姿からバックキャスティング(※)にて
事業計画・目標を策定し、各年度での取組みを自己評価
※未来像 を描き、その未来像を実現するための道筋を未来から現在へさかのぼって
記述するシナリオ作成の手法
(2)懇話会コメント:えびなSDGs懇話会(※)
えびなSDGs懇話会の会員から内部評価結果を反映した評価調書の内容に対して、
市民・事業者の視点からコメント
(3)総括:えびなSDGs推進委員会・えびなSDGs推進本部
(1)~(2)の結果を整理・分析し評価報告書を事務局にて作成し、
えびなSDGs推進委員会・本部(市長・副市長・教育長・各部の部長級職員)に報告し、
総括
(2)評価の結果概要
担当部課評価の結果としては、目標達成率について、数値上は前年度(80%)を上回る83%となり、「概ね計画通り、一部計画を上回り事業実施できている」と評価されました。懇話会コメントとしては「素晴らしい活動」など、市の取り組みを評価・支持するコメントもあったが、「初年度と同じ計画、評価となっており、取り組みが停滞しているようにも感じたため、課題の抽出等の振り返りを着実に実行していただきたい」などの改善を期待するコメントもありました。
ツール評価
(1)評価の概要
民間事業者(日本工営株式会社)・自治体・有識者が開発した自治体SDGs達成評価ツール「TSUMUGI@(つむぎあっと)」を活用して、自治体のSDGs取組み状況に関する設問を所管ごとにアンケート形式で回答することで、ツールにより採点・可視化します。
・実施期間:令和7年5月~8月(設問振り分け~回答集計)
・設問数 :170問
・対象部署:35課など(行政委員会含む)
(2)評価の結果概要
総合スコアは63%と、わずかに前年度を上回りました。ゴール3[すべての人に健康と福祉を]・5[ジェンダー平等を実現しよう]・10[人や国の不平等をなくそう]において、高いスコアが確認されていますが、14[海の豊かさを守ろう]・15[陸の豊かさも守ろう]・17[パートナーシップで目標を達成しよう]は低いスコアとなりました。着実にSDGs達成に寄与できている分野と、まだSDGs観点の取組みにつながっていない分野が可視化されました。
総括
重点事業評価
17の重点事業の計画達成率は、83%と前年度(80%)を上回り、「概ね計画通り事業実施できている」との結果であった。目標に向けた着実な取り組みを評価する。
令和6年度にてSDGs重点事業としては一区切りとなるが、今後もSDGsに寄与する市のリーディング事業として更なる展開を図るため、以下の点に留意すること。
・重点事業に関しては、より発展的、包摂的な事業実施ができるよう、評価結果・評価コメントを分析し、成果と課題を抽出したうえで、今後の事業展開へフィードバックすること。特に、懇話会コメントについては市民、事業者目線の意見、コメントとして真摯に受け止め、各事業において、可能な限り反映すること。
・担当部課、事務局において評価の振り返りを実施し、次年度以降の事業がより良いものとなるよう精査すること。
ツール評価
総合スコアが63%と前年度(62%)を上回った。内訳を見ると、ゴール3[すべての人に健康と福祉を]などスコアが高く伸びている分野と、ゴール14[海の豊かさを守ろう]などスコアが低く伸びない分野があることが可視化された。海老名市ではスコア向上が望めない設問がある点や、設問に該当しない取り組みは評価されない点などを考慮すると、令和6年度も十分な取り組みであったと評価する。
引き続き、市全体の事業においてSDGsを意識した事業実施が図られるよう、以下の点に留意すること。
・令和4年度から令和5年度への伸び率と比較して、進捗が見られた事業が増えているため、引き続き、現在計画立案、策定中の取り組み分野を着実に実行フェーズに移行し、適切な進捗管理を図っていくこと。また、取り組みが行われていない分野は精査を行い、実施の必要性の是非を検討すること。
・回答部署、事務局で評価の課題や問題点を洗い出し、適切な評価となるよう努めること。
総評
重点事業評価及びツール評価を通じて、十分な取り組みが行われていると評価する。
今後も、SDGsの視点を意識した、さらなる事業展開を図ること。
より良いウェブサイトにするために、アンケートにご協力ください。
このページに関するお問い合わせ
経済環境部 環境政策課
〒243-0492 神奈川県海老名市勝瀬175番地の1
電話番号 環境共生係:046-235-4912、廃棄物政策係:046-235-4923
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