令和5年度の取組への評価

このページの情報をXでポストできます
このページの情報をフェイスブックでシェアできます
このページの情報をラインでシェアできます

ページ番号1017337  更新日 令和6年11月5日 印刷 

SDGsの評価について

評価イメージ

本市の具体的な取組みである17のSDGs重点事業(※)の評価(以下 重点事業評価)と、個別の事業ではなく市全体のSDGs達成状況を明らかにするツールでの評価(以下 ツール評価)、両方を併せて活用することで、本市のSDGsの取組み状況の評価・見える化、課題の洗い出し⇒事業反映を実施します。

重点事業評価

(1)評価の概要

重点事業評価イメージ

以下(1)~(3)評価し、公表することで、重点事業の進捗を評価・見える化します。

(1) 担当部課評価:重点事業所管課
   重点事業所管課にて令和6年度末でのめざす姿からバックキャスティング(※)にて
   事業計画・目標を策定し、各年度での取組みを自己評価
   ※未来像 を描き、その未来像を実現するための道筋を未来から現在へさかのぼって
    記述するシナリオ作成の手法

(2)懇話会コメント:えびなSDGs懇話会(※)
   えびなSDGs懇話会の会員から内部評価結果を反映した評価調書の内容に対して、
   市民・事業者の視点からコメント

(3)総括:えびなSDGs推進委員会・えびなSDGs推進本部
   (1)~(2)の結果を整理・分析し評価報告書を事務局にて作成し、
   えびなSDGs推進委員会・本部(市長・副市長・教育長・各部の部長級職員)に報告し、
   総括

(2)評価の結果概要

重点事業評価結果

担当部課評価の結果としては、前年度と同様に目標達成率が80%となり「概ね計画通り、一部計画を上回り事業実施できている」と評価されました。懇話会コメントとしては「素晴らしい活動」などの活動を評価・支持するコメントがありましたが、「問題の可視化、改善提案(実施)などPDCA化した継続的改善に期待」などの改善を期待するコメントもありました。

ツール評価

(1)評価の概要

ツール評価イメージ

民間事業者(日本工営株式会社)・自治体・有識者が開発した自治体SDGs達成評価ツール「TSUMUGI@(つむぎあっと)」を活用して、自治体のSDGs取組み状況に関する設問を所管ごとにアンケート形式で回答することで、ツールにより採点・可視化します。
 ・実施期間:令和6年6月上旬~8月下旬(設問振り分け~回答集計)
 ・設問数 :170問      
 ・対象部署:35課など(行政委員会含む)

(2)評価の結果概要

ツール評価結果

総合スコアは62%と、わずかに前年度を上回りました。ゴール3[すべての人に健康と福祉を]・ゴール4[質の高い教育をみんなに]・5[ジェンダー平等を実現しよう]・10[人や国の不平等をなくそう]において、高いスコアが確認されていますが、ゴール12[つくる責任、つかう責任]・14[海の豊かさを守ろう]・15[陸の豊かさも守ろう]は低いスコアとなりました。着実にSDGs達成に寄与できている分野と、まだSDGs観点の取組みにつながっていない分野が可視化されました。なお、高スコアと低スコアのゴールは前年度と同様となっています。

総括

重点事業評価

17の重点事業については前年度と同様に、計画達成率80%で「概ね計画通り事業実施できている」との結果であった。目標に向けた着実な事業実施を評価する。今後については以下の点に留意し、市のSDGs推進におけるリーディング事業として更なる展開を期待する。併せて、本重点事業は令和4年度~令和6年度となっており、令和6年度の取組で一区切りとなるため、3年間着実に取組んだことが「令和6年度末のめざす姿(目標)」の達成として成果が表れることに期待する。
・重点事業に関しては、既存事業にSDGsの観点を加え、より発展的・包摂的な事業実施ができるよう、評価結果・評価コメントを分析し、今後の事業実施にフィードバックすること。なお、懇話会コメントについては市民・事業者目線の意見・コメントとして真摯に受け止め、各事業において、事業、評価目標・計画に可能な限り意見・コメントを反映すること。
・担当部課、事務局において評価の振り返りを実施し、次年度以降の評価がより良いものとなるよう精査すること。

ツール評価

総合スコアが62%とわずかに前年度を上回った。内訳を見ると、ゴール5「ジェンダー平等」などスコアが高い分野と、ゴール14「海の豊かさを守ろう」などスコアが伸びない分野があることが可視化された。海老名市ではスコア向上が望めない設問がある点や、設問に該当しない取組は評価されない点などを考慮すると、十分な取組であると評価する。今後については次の点に留意し、SDGsを意識した事業実施を期待する。
・前年度と比較して、進捗が見られた事業が少ないため、現在計画立案・策定中の取組分野を着実に実行フェーズに移行し、適切な進捗管理を図っていくこと。また、取組が行われていない分野は精査を行い、実施の是非を検討すること。
・ツール評価に関しても、回答部署、事務局で評価の課題や問題点を洗い出し、適切な評価となるよう努めること。

総評

重点事業評価及びツール評価を通じて、十分な取組が行われていると評価する。
今後も、SDGsの視点を意識した、さらなる事業展開に期待する。

より良いウェブサイトにするために、アンケートにご協力ください。

このページに問題点はありましたか?(複数回答可)

このページに関するお問い合わせ

経済環境部 環境政策課
〒243-0492 神奈川県海老名市勝瀬175番地の1
電話番号 環境共生係:046-235-4912、廃棄物政策係:046-235-4923
お問い合わせは専用フォームをご利用ください。