プライバシーに配慮したAEDの使い方について
ページ番号1015221 更新日 令和5年9月11日 印刷
プライバシーに配慮したAEDの使い方
1 AED(自動体外式除細動器)について
「いつでも、どこでも、誰にでも起こるかもしれない...」 それが突然の心停止です。
突然の心停止を起こした人の救命率は、電気ショックを実行するのが1分遅れるごとに、約10%の割合で低下すると言われます。救命のためには、できる限り早くAEDを使用することが重要です。
平成16年7月より、医療従事者ではない一般市民でも使用できるようになりました。
2 女性へのAEDの使用方法について
女性の衣服を脱がせるという抵抗感から、AEDの使用に男女差が生じていることが懸念されています。特に、高校生以上の年齢層において、この問題が発生しています。
プライバシーに配慮したAEDの使用方法として、下記の事項を考慮しながら救命手当を実施してください。
- AED使用時に、必ずしも衣服や下着をすべて取り除かなくでもパッドの装着は可能です。
- 衣服を取り除きパッドを装着した場合は、取り除いた衣服を被せるなどの配慮をお願いします。
- 周囲の協力者に女性がいる場合は、パッドの装着の協力を依頼しましょう。
- 大きな声を出して救護活動することにより、「この場所が救急現場である」ことを周囲にアピールでき、痴漢やセクハラといった誤解を防止しましょう。
3 海老名市の取り組みについて
市内の公共施設に設置しているAEDに三角巾を配備しています。
三角巾は、一般に傷の被覆や患部の固定などに使用されますが、AED使用の際は、プライバシーの配慮のためご活用ください。
市内の公共施設に設置しているAEDに、「女性にAEDを使うのをためらわないで!!」を普及啓発資料として収納します。
(資料引用:東京都多摩府中保健所)
市内の小学校、中学校に設置しているAEDに、「プライバシーに配慮したAEDの使い方」を普及啓発資料として配備します。
(資料引用:東京都多摩府中保健所・公営財団法人日本AED財団)
※下記、添付ファイルを参照してください。
パウチした資料が収納されていますので、プライバシーに配慮する場面がありましたらご活用ください。
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電話番号 警防係:046-231-0921 救急救命係:046-231-0932
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