特定外来生物「ヒアリ」に関するお知らせ
ページ番号1003408 更新日 令和5年9月25日 印刷
ヒアリは、これまで日本では見つかっていませんでしたが、平成29年6月以降、茨城、東京、神奈川、愛知、兵庫、大阪で見つかっています。
以下の特徴等に注意していただき、ヒアリと思われるアリを見かけても、決して近づかないようにしてください。
生態について
- 原産地:南米
- 日本での定着状況:国内未定着
亜熱帯から暖温帯に生息し、草地など比較的開けた環境を好む。土で直径25センチメートル~60センチメートル、高さ15センチメートル~50センチメートルのドーム状のアリ塚を作る。
雑食性で、節足動物、小型脊椎動物、樹液、花蜜などを餌とする。
懸念される影響
生態系に関わる影響
他種のアリと競合し、駆逐するおそれがある。
極めて攻撃的で、節足動物のほか爬虫類、小型哺乳類をも集団で攻撃し捕食することが知られ、鳥類の営巣・雛の生育に影響を及ぼした例もある。
農林水産業にかかわる影響
牛、馬、鶏など家畜への死傷被害。
人体にかかわる被害
刺されるとアルカロイド系の強い毒による痛みやかゆみ、発熱、じんましん、激しい動悸等の症状が引き起こされる。
アレルギー性のショックで昏睡状態に陥ることもあり、米国ではこれまでに多くの死者が出ている。
※貨物等にまぎれて気付かないうちに持ち込まれ、中国や台湾など環太平洋諸国に分布が急速に広がっている。
ヒアリの簡易的な見分け方
ヒアリかどうかは、専門家が顕微鏡を使って観察しなければ判断できませんが、ヒアリの疑いの有無は、以下の要領でおおよそわかります。
検体を捕獲できた場合は、環境政策課(本庁5階)に持参していただければ確認いたします。
- 肉眼で 赤っぽくツヤツヤしている。
- 腹部の色は暗め
- 働きアリの大きさが2.5ミリメートル~6.5ミリメートルと連続的な変異がある
- 行列を作り、餌に集まる
ヒアリでないもの
- 黒いアリ(ただし海外には黒いヒアリ類もいます)
- 2.5ミリメートル以下の小さいアリ
- 赤っぽいアリでも大きさに連続的変異のないもの
出典:環境省ホームページ
神奈川県では「ヒアリコールセンター」を設置しています。
神奈川県 環境農政局 緑政部 自然環境保全課 野生生物グループ
受付時間:午前8時30分から午後5時15分(土曜日、日曜日、祝日を含む毎日)
電話:045-210-4319
このほか、環境省でも情報を受け付けています。
環境省 関東地方環境事務局 野生生物課
電話:048-600-0817
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このページに関するお問い合わせ
経済環境部 環境政策課
〒243-0492 神奈川県海老名市勝瀬175番地の1
電話番号 環境共生係:046-235-4912、廃棄物政策係:046-235-4923
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