海老名市立郷土資料館「海老名市温故館」について
ページ番号1000654 更新日 令和6年8月15日 印刷
海老名市立郷土資料館「海老名市温故館」について
この建物は、大正7(1918)年に海老名村役場庁舎として完成しました。時代の最先端をゆく近代的建築で、郡役所様式と呼ばれる建築様式を取り入れて建てられました。その後、海老名市は、この建物の一部を改修し、海老名市立郷土資料館「海老名市温故館」として昭和57年10月に開館いたしました。郷土の歴史に関する文献・記録・民俗・考古その他の資料を収集・保管・展示をして、郷土文化の発展・向上に寄与してきました。温故館は、大正10年に相模国分寺跡の史跡指定にあわせて「遺物陳列館」として開館したものです。昭和57年に郷土資料館を開館する際に、この名称と資料を引継ぎしました。
旧庁舎の移築について
長年、海老名市のシンボル的な建物の一つとして、愛されてきた旧役場庁舎ですが、耐震強度が不足していることが判明し、平成18年9月から休館となりました。その後、平成20年1月に「旧村役場調査検討委員会」が組織され、「保存」か「取り壊し」の検討が進められました。同委員会は、「耐震補強し、公開するべき」との提言書を市教育委員会に提出しました。市は、この提言を受けて、移築保存を決定し、従来どおり資料館としての機能を備えた形で、活用することとなりました。平成22年6月に移築工事を開始し、翌23年3月に完成いたしました。
展示案内
1階 考古・歴史資料(石器・土器・国分寺瓦など)
私たちの郷土には、先土器時代から各時代にわたり、人間が生活していたといわれる遺跡が数多く分布しています。市内各地で発見された遺跡からは、生活用具としての石器や土器など多くの貴重な遺物が出土し、これら出土物を各年代順に整理し、展示しています。
2階 民俗資料(生活関連用具・農耕具・養蚕具など)
「衣・食・住」をテーマに、明治・大正・昭和にかけての生活用具・農具などの庶民生活の暮らしを知るための資料です。現在の生活用品などと比べてみてください。
利用案内
- 所在地
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海老名市国分南一丁目6番36号
- 電話番号
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046-233-4028(ファクス兼用)
- 開館時間
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9時から17時15分まで
(最終入館は16時45分)
- 休館日
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年末年始(その他臨時に休館することがあります)
- 利用料
- 無料
添付ファイル
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このページに関するお問い合わせ
教育部 教育総務課 文化財係
〒243-0422 神奈川県海老名市中新田377
電話番号 046-235-4925
お問い合わせは専用フォームをご利用ください。