史跡相模国分寺跡発掘調査 第12次調査の結果について
ページ番号1010532 更新日 令和2年4月8日 印刷
史跡相模国分寺跡は、奈良時代の天平13年(741)年に聖武天皇の詔によって相模国に建立された寺院の跡です。昭和40年から平成18年まで11次にわたり、発掘調査が行われてきました。海老名市では、これまでの調査成果を基に、基壇の復元や案内板の設置等、整備を行っております。
今後も史跡を保存し、後世に伝え、活用していくための基礎資料を得るために、令和2年3月3日から3月24日まで第12次調査を行いました。
12次調査地点は、主要な建物の東側に位置する場所で、調査区を3箇所設定しました。No.1調査区において、現地表面から2m以上の深さで2条の溝状遺構が発見されました。南北方向の軸で、埋まっている土や土師器・瓦等の出土から、古代相模国分寺に関連した遺構(区画溝)と考えられます。調査区の外に溝は広がっており、確認されたのは一部分です。
No.2、No.3調査区では、地表面から約0.5mの深さで関東ローム層が確認されました。区画溝の東側は丘陵が迫っており、東から西に向かい急な斜面になっていたことがわかりました。

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