海老名市の地勢
ページ番号1000573 更新日 令和2年4月1日 印刷
神奈川県のほぼ中央に位置し、南北に長い地形で、西は相模川を隔てて厚木市に、北は座間市、東は大和市・綾瀬市、南は藤沢市・高座郡寒川町に接しています。
南北に長い地形の中央には、通称「相模横山九里の土手」といわれる相模丘陵の西崖が縦断し、西部の平地と東部の丘陵地帯に大きく二分されています。水田地帯は、温暖な気候と肥沃な土地に恵まれた穀倉地帯であり、丘陵地帯は年々宅地開発が進み、著しい変貌を見せています。
- 位置
東経139度26分11秒~139度22分09秒、北緯35度28分38秒~35度23分59秒。面積26.59平方キロメートル。東西6150メートル、南北8700メートル。海抜11~84メートル。 - 気象
(出典:「統計えびな」令和元年データ)
年間平均気温16.5度(最高35.7度、最低マイナス1.7度)、年間降水量1438.0ミリメートル
「海老名」地名の由来
地名の由来は不明とせざるを得ませんが、『有鹿神社縁起』に「この郷本源入江にして…殊に海老の大なる有るを以ってこの海より美名得るなり」とあることから、かつて入江に大きな海老が生息していた土地の意ととる説があります。しかし、これは説話として受けとっておいた方がよいでしょう。
語源的にいって、エビはイビ(ユビ)と同じく「節があって曲がっているもの」をあらわす語だといわれています。そこから転じて、「階段状の地形」を意味する地名語となったと思われます。すなわち、エビナは「段丘崖の目立つ地」ということになります。
また、エビをイビの転訛とみる場合、イビはイボと同じく「怒る」「荒れる」という意味の方言として、各地で使われています。この説を採れば、「川が怒って(氾濫をおこして)できた土地」ということになります。
いずれにしても、エビナ地名は平安中期から用いられていて、はじめは狭い小地域を指していましたが、やがて周辺の地名に拡大し、さらには郷名にまでなったものと思われます。
(海老名市史叢書7『海老名の地名』より抄録)
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