令和5年12月2日【リリース】：第3回大和高座(大和・海老名・座間・綾瀬)広域連携懇談会を開催し、連携事業案を決定しました

　大和市（市長・古谷田 力）、海老名市（市長・内野 優）、座間市（市長・佐藤 弥斗）、綾瀬市（市長・古塩 政由）の4市は、2日、広域連携について首長同士が話し合う第3回大和高座（大和・海老名・座間・綾瀬）広域連携懇談会を大和市役所で開催しました。
　同懇談会は、本格的な人口減少社会の到来や、大規模な自然災害の発生が懸念される中、広域連携によって、各市に共通する課題をより良い形で解決できないか、その可能性を探ることを目的に、大和市の古谷田力市長が呼びかけ、今年7月20日に初めて開催したもので、今回はその第3回となります。
　今回の懇談会では、「消防通信指令事務の共同運用」を連携事業案とすることが決定しました。これは、現在大和市単独と3市（海老名市・座間市・綾瀬市）でそれぞれ運用している消防通信指令事務について、大和市を含めた4市間での共同運用を目指し、整備費や維持経費などの削減や災害情報の一元化による応援体制の充実を図るものです。今後は、各市の職員などで構成する地方自治法に基づく事務協議会や幹事会等の設立など、その運用の実 現に向けた詳細な調整を進めていきます。

消防通信指令事務の共同運用を連携事業案として決定

　現在大和市単独と三市（海老名市・座間市・綾瀬市）で運用している消防通信指令事務について、大和市を含めた四市間で令和8年度中からの共同運用開始を目指し、整備費・維持経費等の削減や災害情報の一元化による応援体制の充実を図るものです。今回、連携事業案とすることが合意されましたので、今後、共同運用実現に向けて必要な手続・調整等を行っていくこととなります。

背景

　大和高座（大和・海老名・座間・綾瀬）広域連携懇談会において、連携の候補のひとつとして消防通信指令事務の共同運用が取り上げられ、実施の可能性も含めた協議を開始することとなりました。これを受け、各市消防が集まり検討会議（研究会）を開催してきました。

検討会（研究会）内容

　令和5年10月18日以降、5回の会議を経て、共同運用実施に向けた議論が交わされました。その結果、大和市が加入することで各市（海老名・座間・綾瀬）と大和市に次のようなメリットがあると共通の認識が確認されました。

1.  長期的に各市の経費が削減（財政的負担減）
2.  災害情報の一元化による応援体制の充実（運用面強化）
3.  消防通信指令事務職員の減員（人材活用の効率化）

今後の予定

• 共同運用研究会、検討委員会、システム等設計委員会などを開催し、課題の研究及び連携実施に向けた詳細な調整を進めます。
• 各市において、地方自治法に基づく協議会の設立については、令和6年中の議会に議案上程を予定しており、その後、運用開始に向けた必要な事項の協議、決定等を行います。
• なお、システム導入に関する主な取り組みは以下のとおりです。

年度	取り組み内容等
令和6年度	実施設計（システム、仮眠室改修等）
令和7年度	システム構築施工、施設修繕（建物）
令和8年度	施工管理、旧システムの撤去、 システム運用開始　など

• 高機能消防指令システムの運用開始は、令和8年10月を目指しています。

その他

• 三市消防指令センター所在地：海老名市柏ヶ谷1047番地3

問い合わせ先

広域連携懇談会について

• 大和市役所総合政策課 稲垣（課長）電話：046-260-5301
• 海老名市役所企画財政課 井上（課長）電話：046-235-4634
• 座間市役所総合政策課 中村（課長）電話：046-252-8287
• 綾瀬市役所企画課 川島（課長）電話：0467-70-5635

消防通信指令事務の共同運用について

• 大和市消防総務課 岸田（課長）電話：046-260-5775
• 海老名市消防総務課 小林（課長）電話：046-231-5153
• 座間市消防署 三本（消防署長）電話：046-256-2211
• 綾瀬市消防総務課 保田（課長） 電話：0467-76-2112

この件に関するお問い合わせ
【広域連携懇談会に関すること】海老名市財務部企画財政課　電話046-235-4634
【消防通信指令事務の共同運用に関すること】海老名市消防本部消防総務課 電話 046-231-5153