熱中症を予防するために
ページ番号1016692 更新日 令和6年8月19日 印刷
熱中症はどのようにして起こるのか
熱中症を引き起こす条件は、「環境」と「からだ」と「行動」によるものが考えられます。
「環境」の要因は、気温が高い、湿度が高い、風が弱いなどがあります。
「からだ」の要因は、激しい労働や運動によって体内に著しい熱が生じたり、暑い環境に体が十分に対応できないことなどがあります。
その結果、熱中症を引き起こす可能性があります。
熱中症を引き起こす3つの要因
1 環境
- 気温が高い
- 湿度が高い
- 風が弱い
- 日差しが強い
- 閉め切った室内
- エアコンのない部屋
- 急に暑くなった日
- 熱波の襲来
2 からだ
- 高齢者や乳幼児、肥満の方
- 糖尿病や精神疾患といった持病
- 低栄養状態
- 下痢やインフルエンザでの脱水状態
- 二日酔いや寝不足といった体調不良
3 行動
- 激しい筋肉運動や、慣れない運動
- 長時間の屋外作業
- 水分補給できない状況
上記1・2・3の要因により体温の上昇と調整機能のバランスが崩れると、どんどん身体に熱が溜まってしまいます。
このような状態が熱中症です。
熱中症の予防と対策
熱中症を防ぐためには、それぞれの場所に応じた対策を取ることが重要です。
暑さを避ける・身を守る
室内では
- 扇風機やエアコンで温度を調整
- 遮光カーテン、すだれ、打ち水を利用
- 室温をこまめに確認
- WBGT値も参考に
屋外では
- 日傘や帽子の着用
- 日陰の利用、こまめな休憩
- 天気のよい日は、日中の外出をできるだけ控える
からだの蓄熱を避けるために
- 通気性のよい、吸湿性・速乾性のある衣服を着用する
- 保冷剤、氷、冷たいタオルなどで、からだを冷やす
こまめに水分を補給する
室内でも、屋外でも、のどの渇きを感じなくても、こまめに水分・塩分、スポーツドリンクなどを補給しましょう
熱中症が疑われる人を見かけたら
- 涼しい場所へ
エアコンが効いている室内や風通しのよい日陰など、涼しい場所へ避難させる - からだを冷やす
衣服をゆるめ、からだを冷やす (特に、首の周り、脇の下、足の付け根など) - 水分補給
水分・塩分、スポーツドリンクなどを補給する
自力で水が飲めない、意識がない場合は、ためらわず救急車を呼びましょう!
熱中症の応急処置
出典:厚生労働省ホームページ
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保健福祉部 健康推進課
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