旧今福家住宅(今福薬医門公園)のご案内

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ページ番号1000707  更新日 平成30年7月31日 印刷 

旧今福家住宅は、海老名市中新田にあり、敷地約1400平方メートルが市に寄贈され、平成19年に公園として開園しました。

今福家は、戦国時代に活躍した甲斐武田氏の家臣であった今福氏が祖先といわれ、江戸時代には名主も務めた旧家です。

嘉永6(1853)年建築の表門や塀、弘化4(1847)年建築の文庫蔵、大正期の裏門が今も残されています。これらは屋敷林とともに江戸時代の豪農の屋敷構えを残す希少な建築物として、平成30年(2018)年7月20日に文化審議会から文部科学大臣に国の登録有形文化財に登録するよう答申されました。

表門(薬医門)及び塀

写真:薬医門

嘉永6年(1853)5月に新築上棟された薬医門で、規模は桁行9尺、梁間5尺、切妻造桟瓦葺です。

屋根はもともと茅葺でした。

木材はすべて欅を用い、主柱は9.5×6.5寸角、控柱は5.8寸角、主柱を冠木でつないで、表面に内開き板扉を立てています。

内側に鏡天井を張るのは珍しく、妻壁には透彫を施すなど、細部を丁寧に造っています。
また、北脇の袖塀に潜り戸を設けています。

総欅造りの上質の門で、両側の板塀とともに和らいだ景観を形成しています。

文庫蔵

写真:三階蔵(外観)

この蔵は弘化4年(1847)に建てられた文庫蔵です。

高い布石基礎に6寸角の土台(檜)を据え、6寸角と6×5寸角の檜柱を3尺間に交互に立てています。

2階、3階の床は組床、小屋組は登り梁形式で、長さ4間の欅の太い棟木を妻梁に渡し、それに登り梁を掛けた簡素にして力強い構造になっています。

江戸時代の3階建土蔵は大変珍しく、当初から瓦葺で、今福家の土蔵の中でも重要な蔵でした。桟瓦の使用や欅材の多様など建築としての質も高いものです。

裏門

裏門

6寸角の凝灰岩の石柱に、同じ石材の冠木を乗せ、その上に「今福」の「今」の字をアールヌーヴォー風にデザインした鉄製飾り金具を取り付けています。

かつては東側水路に架けられた石橋を介して出入りができました。

植生

歴代の当主が植えた樹木などによる屋敷林が貴重です。

また、珍しい野草も多く存在し、春夏秋冬、様々な自然の表情を見ることができます。

写真:シラン
シラン(紫蘭)
写真:シロバナタンポポ
シロバナタンポポ(白花蒲公英)
写真:ハナニラ
ハナニラ(花韮)
フクジュソウ
フクジュソウ(福寿草)

開園時間

午前10時~午後4時30分 まで

交通手段

  • 小田急線「厚木駅」より徒歩約10分
  • 小田急・相鉄線「海老名駅」より徒歩約20分
  • 神奈川中央交通(バス) 海老名駅東口6番のりば 長後駅西口行き「中新田小学校前」バス停より徒歩3分

※駐車場はありません。

地図:annaizu

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このページに関するお問い合わせ

教育部 教育総務課 文化財係
〒243-0422 神奈川県海老名市中新田377
電話番号 046-235-4925
お問い合わせは専用フォームをご利用ください。