今福薬医門公園について

~ ご紹介 ~

 

  海老名市では、平成16年5月、中新田の今福美雄氏より土地(1400.38平方メートル)と建物等を寄附いただきました。

  市ではこの公園の整備を行うにあたり、平成17年5月1日付けで地元自治会や有識者など15名で組織する整備活用検討委員会を立ち上げ、公園の整備計画の策定を行いました。

 平成19年度には、池等の整備工事が完了し、平成20年2月より一般開放しています。

  現在、地元自治会やボランティアの方々と、公園内の清掃及び樹木等の整備を行っています。

  この公園には、珍しい薬草や樹木、江戸時代末期に建てられた蔵と薬医門があり、緑に囲まれた静かな安らぎの場所といえるでしょう。


☆ 薬医門 ☆

藥医門

  嘉永6年(1853)5月に新築上棟された薬医門で、規模は桁行9尺、梁間5尺、切妻造桟瓦葺です。

  屋根はもともと茅葺でした。

  木材はすべて欅を用い、主柱は9.5×6.5寸角、控柱は5.8寸角、主柱を冠木でつないで、表面に内開き板扉を立てています。

  内側に鏡天井をはるのは珍しく、細部を丁寧に造っています。

  また、北脇の袖塀に潜り戸を設けています。

  総欅造りの上質の門で、両側の板塀とともに和らいだ景観を形成しています。

☆ 蔵 ☆

三階蔵(外観)

  この蔵は弘化4年(1847)に建てられた文庫蔵です。

  高い布石基礎に6寸角の土台(檜)を据え、6寸角と6×5寸角の檜柱を3尺間に交互に立てています。

  2、3階の床は組床、小屋組は登り梁形式で、長さ4間の欅の太い棟木を妻梁に渡し、それに登り梁を掛けた簡素にして力強い構造になっています。

  江戸時代の3階建土蔵は大変珍しく、この土蔵は当初から瓦葺で、今福家の土蔵の中でも重要な蔵であり、幕末末期富農が営んだ上質の土蔵として価値があります。

☆ 植 生 ☆

  歴代の当主が植えた樹木などによる屋敷林が貴重です。

  また、珍しい野草も多く存在し、春夏秋冬、様々な自然の表情を見ることができます。

シランシロバナタンポポ

      【シラン(紫蘭)】         【シロバナタンポポ(白花蒲公英)】

ハナニラフクジュソウ

       【ハナニラ(花韮)】           【フクジュソウ(福寿草)】

 

【 開園時間 】     10:00 ~ 16:30 まで

【 交通手段 】

    小田急線「厚木駅」より徒歩約10分

    小田急・相鉄線「海老名駅」より徒歩約20分

  神奈川中央交通(バス) 海老名駅東口6番のりば 長後駅西口行き「中新田小学校前」バス停より徒歩3分

  ※ 駐車場はありません。 

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