市指定重要無形文化財<大谷歌舞伎>

kabuki海老名市における地芝居・大谷歌舞伎は、他の地方のものとは明確に異なる特徴を持っています。その一つは、東京・横浜に近い、交通の要衝にある、という点です。過疎化ではなく、急激に発展している近代都市に現在も残っているという事例は、他に類を見ません。第二に、地方における「村おこし」とは一切関係せず、一地区住民の完全な自主性によって維持され、発展しているという点です。農民、商工業者、勤労者、主婦により構成され、地区の一体化にも大きく貢献しています。

 以前は、国分、上今泉、杉久保、下今泉、社家などで盛んだった地芝居も時代の流れとともに衰退してしまいましたが、大谷歌舞伎だけは現在も活動を続け、海老名の素人歌舞伎の伝統を引き継いでいます。(海老名市史9別編民俗より)

 大谷歌舞伎は終戦後、世相が暗い中に「村に文化の灯を」との当時の大谷地区の青年たちが復活させました。その後一時中断した時期もありましたが、昭和50年に市重要無形文化財に指定され、昭和52年には「神奈川民俗芸能50選」にも選ばれました。現在では10種類近い演目を持ち、貴重な伝統芸能として県外からの出演依頼も多くなりました。

 市では、隔年で「市民文化祭」での公演をお願いしていますので、郷土の伝統芸能を是非ご覧になってください。

kabuki2

お問い合わせ

教育委員会 教育部 教育総務課 文化財係
Tel (直通)046-235-4925文化財係/233-4028温故館(郷土資料館)/232-3611歴史資料収蔵館

>>お問い合わせフォーム