いつまでも健康で生き生きとした生活を送ることは誰もが願っていることですが、急速な少子高齢化の進行やライフスタイルの変化に伴って、がん、脳卒中、心臓病、糖尿病などの生活習慣病が増加しています。また、認知症や寝たきりなど要介護となる人も増加しており、医療費、介護費のほか、これらを支える人々の負担も増加してきています。
こうした中で、健康で元気に生活できる期間、いわゆる「健康寿命」を延ばし、生活の質の向上を図ることが大きな課題になっています。
こうした状況を踏まえ、この度、えびな健康づくりプランの中間評価(前期計画:平成17〜20年度)を行い、後期計画(平成21〜24年度)として策定するとともに、併せて、新たに食育基本法に基づく「えびな食育推進計画」(平成21〜24年度)を策定し、両計画を併せ持つ「えびな健康づくりプラン」としました。
このプランでは、基本理念として「健康で生きがいにみちたまち」を掲げ、市民自らがライフスタイルを見直し、生活習慣病の予防に努めることができるよう、市民主体の健康づくりを推進することを目指しています。
○ 計画期間・・・平成21年度から平成24年度
○ 基本施策
【 えびな健康づくりプラン後期計画 】
中間評価を踏まえ、健康づくりの新たな課題として4つの取り組みを定めます。
(1) 生活習慣病の一次予防
〜メタボリックシンドロームの概念を導入した対策の推進〜
栄養・食生活の適正化、身体活動・運動の推進により、生活習慣病の発生を予防する取り組みを支援します。
● 適正体重を維持しよう
● 身体を動かそう
● 特定健康診査・特定保健指導を受けよう
(2) 糖尿病対策
糖尿病患者数は生活習慣と社会の変化に伴って、急速に増加しています。海老名市においても糖尿病の有所見者数の増加、糖尿病と他疾患を併せ持つ方の割合が多いため、糖尿病対策に取り組みます。
● 糖尿病を予防しよう、悪化を防ごう
(3) がん対策
がんは、3大死因(がん、心疾患、脳血管疾患)の中でも増加の傾向を示しています。がんに対する正確な知識の普及や検診の充実、治療や療養についての周知活動に取り組みます。
● がん検診を受けよう
● たばこをやめよう
(4) こころの健康づくりの推進
こころの健康は、生活の質を大きく左右する要素です。また、自殺が大きな社会問題となっています。背景には、健康問題、経済・生活問題、家庭問題等多くの社会的な要因があります。今後、地域のネットワークづくりやこころの健康の保持・増進のための普及啓発活動及び相談体制の充実などに取り組みます。
● 上手にストレスを解消しよう
● こころの声を聞こう
【 えびな食育推進計画 】
「豊かで楽しい食生活」を通して生き生きと暮らすために、4つの取り組みの柱を定めます。
(1)食を通した健康づくり
食は生涯にわたって、健康で生き生きと過ごすための基本になります。
不適切な食生活は、エネルギーの過不足や栄養の偏りを引きおこし、生活習慣病の原因となるので、栄養バランスのとれた適正量の食事を1日3食きちんと食べることが実践できるよう取り組みをすすめます。
● 自分にあった食事の量や内容、組み合わせを知る
● 朝食をとり、生活リズムを整える
(2)食を通したコミュニケーションづくり
家族や仲間と食卓を囲み、おいしく楽しく食事をとることで、コミュニケーションが図れ、安心感や信頼感を深めることができます。また、子どもが食材や料理への関心を高め、食事のマナーも学んでいける場としても大切です。食を楽しみ、心豊かに生活できるよう支援していきます。
● 家族、友人と一緒に食事を楽しむ
● 食を大切にする
(3)食を通した地域・環境づくり
地域の食文化や食材に関心を持ち、食の大切さを感じられるよう、生産者との交流等をとおして地産地消が広めていけるような地域・環境づくりをすすめます。
● 地場産物を使用する
● 自然にやさしい食環境づくり
(4)食でつなぐネットワークづくり
市民一人ひとりが食に関心を持ち、健全な食生活をするために、地域で活動をする食のボランティア団体や関係機関とのネットワークづくりを支援します。
● 地域で「食」に関する環境づくりに参加する
(詳細は、「えびな健康づくりプラン」をご覧ください)
▽「えびな健康づくりプラン」は、以下のファイルを参照