市街化調整区域の下水道整備について

市街化調整区域の下水道整備について

計画の概要

　本市の下水道整備は昭和44年度に相模川流域下水道事業が神奈川県によって着手され、本市においても昭和47年度より下水道事業に着手し、平成29年度における行政人口に対する整備区域内人口普及率は約96％に及んでいます。

　一方で市街化調整区域など一部地域では未処理（単独処理浄化槽など）のまま河川等の公共用水域に排出されており、河川・湖沼・海などの公共用水域の水質汚濁は一般家庭等から排出される生活排水が主な原因とされており、生活排水を適切に処理することは水環境を保全する上で極めて重要となります。

　これらの課題に対処するため「持続的な汚水処理システム構築に向けた都道府県構想策定マニュアル（平成26 年1 月）」に基づき、未整備地区において汚水処理施設の特性や経済性など、地域に適した効率的かつ適正な整備手法（集合処理・個別処理）を選定し、汚水処理施設の未整備地区について今後10年程度での概成を目指して段階的に推進を図ることを目的とし、「海老名市汚水処理整備計画（アクションプラン）」を策定しました。

　生活排水の処理を適切に行うことは、河川環境の保全や生活環境を改善するうえで極めて重要です。汚水処理を早期に進め、市域全体の住環境を確保し、住み続けたいまちづくりを目指します。また、公共下水道への切り替えには市民の皆様の自己負担も発生することになりますが、より良い住環境を後世に残していくためにも皆様のご協力をお願いします。

• 海老名市汚水処理整備計画（アクションプラン）の説明と注意事項 （PDF 37.8KB）
• 海老名市汚水処理整備計画（アクションプラン）区域図 （PDF 3.4MB）